折紙とは、紙を二つに折って折り目を下にして文字を書くというもので、昔幕府からの手紙やら、刀やらなんやらの鑑定書やらの正式な書式であったため「確かなもの」を「折紙付」と呼ぶようになったそうだ。また、庶民にとっては普通に書くのが正式で、折って書くのは略式であり、エライ人たちと普通の人たちで正式なものと略式とが逆転していたらしい。
 それから、名字を省略して書くのは尊敬をあらわしていたらしい。今エライ人を下の名前だけで呼ぶとか違和感ありありだがな。あと、昔は〜様は目上の人に使うが、〜殿は目下の人に使っていたらしい。
 あとは印鑑は最初は名字を彫ったものではなく、「家」とか「栄」とか、縁起のいい言葉しかなかったらしい。印鑑が名字になったのは偉い人たちがやり始めたらみんなが真似しだしたからだとか。
とりあえず、忘れないようにメモがわり日記。